各事業所で、生きもの調査から
始まる自然との共生を推進

私たちの暮らしは、食料や水の供給、気候の安定など、生物多様性を基盤とする「生態系サービス」によって支えられています。こうした暮らしを維持していくために、三菱電機グループは2010年5月に「生物多様性行動指針」を制定。「事業所の生物多様性保全」施策として、全事業所で「生きものへの負の影響を低減する」「生きものとのより豊かな共生を目指す」「働く中で社員が自然との関係を取り戻す」の3つの方向性で活動することを定めています。各事業所では、事業所内の「緑の質の向上」活動を進めることで、社員の活動内容に対する理解の促進と参加する社員の拡大を図り、周辺地域への貢献と地球社会のために行動する人材の育成に取り組んでいます。

生態系サービスは、一般に「供給サービス」「調整サービス」「文化的サービス」「基盤サービス」の4つに分類される(国連ミレニアム生態系評価など)

お知らせ

「事業所の生物多様性保全」
活動の広がり

「事業所の生物多様性保全」活動の広がり

「事業所の生物多様性保全」活動の広がり

「自然共生サイト」認定に向けた取組み

自然共生サイト認定

三菱電機では、事業所の生物多様性保全活動を通じて30by30目標※1の達成に貢献すべく、自然共生サイト※2認定に向けた取組みを推進しています。

自然共生サイト認定事業所

  • 受配電システム製作所(香川県丸亀市)
  • 静岡製作所(静岡県静岡市)
  • 相模地区(神奈川県相模原市)
  • 東部研究所地区(神奈川県鎌倉市)
  • 神戸地区(兵庫県神戸市)

※1生物多様性の世界目標として採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」の2030年ターゲットの一つで、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする世界目標

※2企業、団体・個人、自治体の取組みなどによって生物多様性の保全が図られている区域を国が認定する制度であり、認定区域は、国立公園などの保護地域との重複を除きOECM(Other Effective area-based Conservation Measures)として国際データベースに登録される

環境省「自然共生サイト」

事業所の生物多様性保全施策について

当社グループは、全事業所で「緑の質の向上」を推進しています。具体的な3つの方向性のもと、生物多様性ガイドラインに沿って定量的に活動実施レベルを評価し、活動の向上を図っています。

詳しく見る

活動の方向性別に見る

当社グループは、事業所の活動の指針として3つの方向性を示しています。事業所それぞれが、自所の状況を踏まえて活動の方向性を選択し、取組みにつなげています。

生物多様性保全への対応に関する
その他の取組みはこちら

自然共生の取組み